ブラジル・パイ・エ・フィーリョ農園 2019カップオブエクセレンス第1位受賞豆
チェリー、フローラル、ナッツの風味。丸みのある口当たり。複雑な味わい
この地域でのスペシャルティコーヒー栽培の普及を受け、アンドレ・ルイスさんは、親戚から土地の一部を借り受けて、
スペシャルティコーヒーの生産に力を入れることを決めました。
それ以降アンドレさん家族は、品評会に参加するなどして、自分たちのコーヒーに更なる付加価値を与えるために継続的に
品質を追求してきました。
収穫したコーヒーの中から最も優れたものを品評会に出し、見事、2019年ブラジルCOEで1位の成績を残しました。
アンドレさんは、2019年現在、ブラジルのカップ・テイスターズのチャンピオンでもあります。
パイ・エ・フィーリョ農園では、収穫用の機械を使った選別方式でコーヒーの収穫を行います。
この収穫機は、熟したチェリーだけを摘み取りながら畑の中を3回通過します。
アンドレさんの義理の兄弟と甥であるルイスマールさんとマルコ・アウレリオさんが、農園の管理を
任されています。
収穫期には、バイーア州からやってくる季節労働者たちが、機械が入れない場所で手摘み収穫を手伝います。
そして、生産処理の責任者は妻のリリアンさんです。
最終的な品質確認はアンドレさん自身が行います。
同農園では、品種の選択から生産処理に至るまで、常に 細心の注意が払われています。
地域:ミナス・ジェライス州 スル・デ・ミナス イビラシ
生産者:アンドレ・ルイス・アギラ・ヒベイロ
農園:パイ・エ・フィーリョ
標高:1,060 m
農園面積: 10 ha
品種:イエローカトゥアイ
生産処理:ナチュラル / パティオで乾燥
COE(カップオブエクセレンス)とは?
- カップオブエクセレンスは、その年に収穫されたコーヒーの中から最高の品質、味のものに与えられる称号で、各国でコンテストが開催されています。国際審査員の厳格なカップテストにより評価されたものです。もちろん、とても評価されていることから、とても希少なものです。
審査員として選ばれ毎回緊張しています。農園の方々の今後の生活を変えるかもしれないと思う
と毎日、真剣にカッピングして審査しています。
カップオブエクセレンスの国際審査委員として、ブラジルに出張した際の写真です。
カップ・オブ・エクセレンスは年に一度、各生産国で行われるコーヒー品評会のことです。
さまざまな審査による国内予選を通過したコーヒー豆を、最終的に各国から招聘された国際審査
員がカッピングにより選考します。僕が参加したことがあるのは、この国際審査の段階での審査
です。
これにより85点以上と評価された豆が、その年のカップ・オブ・エクセレンスの称号を獲得。
まさに、「最高中の最高のコーヒー豆(トップ・オブ・トップ)」として、世界中から注目を浴びる
のです。
この品評会がユニークなのは、選出された豆がインターネットオークションで販売されるとこ
ろ。
現在では、ニカラグア、エルサルバドル、コスタリカ、メキシコなど10カ国ほどの生産地で開催
されています。
- 新着商品
- お勧め商品
ブラジル・パイ・エ・フィーリョ農園 2019カップオブエクセレンス第1位受賞豆
- レビュー( 0 )
ログインしてレビューを書く事ができます。
お客様のレビューをお待ちしています。