ペルー・クキパタ・ゲイシャ 100g  浅煎り

白桃やジャスミン、アールグレイ、シナモンを思わせる風味、透明感ある甘さの余韻が魅力です。

インカワシ・バレーにあるクキパタ・コミュニティは、ペルー国内でも最も辺境でアクセスが困難なコーヒー生産地のひとつです。

現地へ辿り着くまでには、大きな困難が伴います。

ルートはまずクスコの街から始まり、約5時間かけてキジャバンバへ向かいます。

その道中ではさまざまな標高帯を通過し、最高地点はアブラ・マラガ峠の標高4,136mに達します。

キジャバンバ到着後は、切り立った崖沿いの険しい山道をさらに6時間進み、そこからクキパタ・コミュニティまで約2時間を要します。

クキパタでは1960年代からコーヒー栽培が始まりました。

クスコ・アンデスの中腹に位置するこのコミュニティは、この土地にルーツを持つ人々によって形成されています。

あまりにアクセスが困難なため、他地域からの移住が少なかったことも理由のひとつでしょう。

農園の標高はさまざまで、収穫期は5月から11月まで続きます。

この地域の生産者の多くは、ティピカ、カティモール、ブルボンといった品種を栽培しています。

農園内で作られた有機肥料を使用し、パカイやアルリソといった在来のシェードツリーと共にコーヒーを育てています。

収穫期には「アイニ(Ayni)」と呼ばれる古代インカの共同労働と相互扶助の仕組みが今も実践されています。

収穫後、コーヒーは発酵槽で20〜24時間発酵され、その後、気候条件に応じて10〜12日間、ソーラードライヤーやアフリカンベッドで乾燥されます。

生産者たちは、豆類、トウモロコシ、キャッサバ、果物なども栽培し、家族の食料として利用しています。クキパタという名前はケチュア語で「豊かな月」

を意味します。

このコミュニティが直面する大きな課題のひとつが干ばつです。

コーヒー生産に深刻な影響を与えるこの干ばつは、年々その頻度と期間が増しており、現地の人々はその原因を地球温暖化によるものだと考えています。

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商品番号:732

ペルー・クキパタ・ゲイシャ 100g  浅煎り

豆or粉
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