エチオピア・モカ・グジ・シャキソ
レモングラスやフローラル、グレープのような爽やかなフルーツ感が特徴です。舌触りはベルベットのように滑らか、とても甘い余韻です。
このコーヒーは、33の小規模生産者からのチェリーで作成されています。
通常、家畜の飼育と並行してコーヒーを栽培する家庭がほとんどです。
この地域の生産者はきれいな水や土壌保全の不足といった課題に直面しています。このような脅威を改善するため、生産者たちは協力し合い、水の保全や
土壌の健全性を促進するさまざまな方法について互いに協力し合っています。
また、生物多様性を守るため、この地域固有の樹木の植樹を行い、コーヒーのマイクロクライメイトの創出、土壌に栄養分を供給することにも役立ってい
ます。
土壌の表層にたい肥とコーヒーハスクを施用する生産者の努力により、土壌の健康状態は徐々に改善されています。
現在の土壌の健全な基盤が、高品質のチェリーを生産するための栄養価の高いミネラルを供給することを可能にしています。
< Processing >
①Wet Mill周辺に住む33の小規模生産者たちが各自ハンドピッキングにて収穫
②収穫されたチェリーはWashing Stationへ持ち込まれ、未成熟や科完熟のチェリーは別ラインへ分類
③完全完熟チェリーのみ果肉除去し醗酵させた後、アフリカンベッドへ拡げゆっくりと天日乾燥
④乾燥を終えたドライチェリーは、10km離れたDry Millへ運び、輸出されるまで休ませる
国名 | エチオピア連邦民主共和国 |
地域 |
オロミア州グジ県シャキッソ地域ブーキッサ町 |
生産処理場 |
Sookoo Coffee社 |
標高 | 2,000-2,200 M |
品種 |
74110, 74112 |
精算処理方法 |
水洗式 / アフリカンベッドでの乾燥 |
平均栽培面積 | 5 ha以下(1農家あたり) |
Sookoo Coffee社は、コーヒー生産者ファミリーで立ち上げた会社であり、現在もコーヒー生産者であり輸出業者でもあります。
Ture Ware氏が現経営者として率いており、グジエリア内のウラガ、シャキッソの両エリアに自社Washing Stationを設置し、運営・管理しています。
この地域で育ったTure氏は、家業の輸出およびWashig Stationのマネージャーとして働き始めました。
現在、Ture氏は多くの生産者との協力や環境配慮に取り組み、世界中へ高品質なコーヒーを届けるためのサステイナブルな組織作りを目指して今日も努め
ています。
Sookoo社では、生産量と品質が維持されるよう生産者へ収穫前の融資、道路や学校の建設など、コーヒー生産のコミュニティの改善、維持にも注力してい
ます。