ケニア・ルアライ

 グレープフルーツやオレンジを思わせる風味。シロップのような舌触り。

爽やかな印象。

               

ケニアでは、一人あたりの生産者の栽培面積は平均0.2ヘクタールと大変小規模で、同じエリアの複数の生産者が収穫したコーヒーチェリーをファクトリー

と呼ばれる生産処理場に持ち寄ることが一般的です。

今回ご紹介するルアライファクトリーは、ナイロビから約150キロ、ニエリ郡のガキンドゥ地区に位置しており、ルサカ農協により運営されていおります。

組合には約600人の小規模生産者が所属しており、所属メンバーは収穫したコーヒーチェリーをファクトリーに持ち込み、その持ち寄ったコーヒーチェリ

ーでロットが作られています。

「ルアライ」とはキクユ族の言葉で「岩々の土地」という意味で、ファクトリーに沿って流れる岩だらけのルアライ川が名の由来となっているそうです。

組合では厳しい選定基準を設けられており、収穫当日に運びこまれるチェリーを、パルピング前にハンドピック選別し、きれいな水で精選されます。

その後、パーチメント状態での発酵処理と水洗いされ、アフリカンベッドでの天日乾燥されます。乾燥が終わると脱殻から二次選別を行うドライミルへ運

ばれ最終処理されます。

ケニアでは、「エステート」と言われる「農園」のものより、1,000人単位でメンバーを抱える「コーペラティブ(生産者組合)(生産者組合は、いくつかの

ファクトリーで構成させていることが多い)」

の方が良いコーヒーを作っていると従来言われてきました。そして、実際そうでした。

しかし、ここ数年で少しずつ状況が変わってきています。

コーペラティブから独立した個人が、独自の小さな生産処理場を持つことが増えてきました。

 

 

生産者組合ですと理事メンバーが変わると品質への方針などが変わるリスクがあり、

設備投資のお手伝いをしても「前の人たちが決めたことは知らない」ということも起きます。

しかし、独立オーナーたちは自身で全責任を負い、長期にわたる展望を共有し、

共に前に進むことができるため安心してお付き合いができます。

ルアライとは、キクユ族の言葉で「岩の場所」を意味します。

ルアライ・コーヒーファクトリーを運営するルタカ農協には、約600名の小模生産者が所属しています。

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生産者:複数の小規模生産者
地 域:ニエリ ガキンドゥ
標 高:1,600 〜1,800m
品 種:SL 34, SL 28, ルイル11
生産処理:ウォッシュト
乾燥方法:アフリカンベッド

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商品番号:639-2025

【200g】ケニア・ルアライ 中煎り

豆or粉
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