グアテマラコーヒーの特徴とは?グアテマラコーヒーのおすすめの生産農園とは?
中米7か国のうちベリーズを除く6か国のこの地帯は、いわゆる美味しいコーヒーの生産国として有名であり、栽培の条件が優れている地域です。
グアテマラのコーヒーの特徴について紹介していきたいと思います。
グアテマラとは?
国土面積は日本の3分の1以下ですが中米でもトップクラスのコーヒー大国、グアテマラ。
1,750年にイエズス会修道士によって苗木が持ち込まれたのがグアテマラにおけるコーヒーのルーツとされています。
1860年代から本格的に栽培が始まり、現在でも古くからある農園が多数残っています。
コーヒー産業の中心となっているのは、1969年に発足した グアテマラ全国コーヒー協会(通称アナカフェ)。
生産者のための協会をモットーに数多くある生産農家の位置を正確に把握し、土壌の分析や降雨パターン、霜災害の状況など、あらゆる研究結果を農園に提供してます。
コーヒー栽培が行われているのは、太平洋側の南部や標高の高い中部地帯、山の斜面で、シェードツリーという、日陰を作る背の高い木の下で生産されるのが特徴的です。
国内最古の栽培はアンティグア。
品質が高く日本でも人気があります。
グアテマラのコーヒーは香りが豊かで、ブレンドのベースとしても重宝される逸品。
スペシャルティーコーヒーの生産に力を入れる生産者が増えてきたことで、農園ごとの差別化が進み少しづつ生産者の顔が見えるようになってきました。
グアテマラのコーヒー農園
<グアテマラ・エル・プルテ>
このエル・プルテ農園は、グアテマラシティより南に約20kの比較的街に近く、アクア火山を望みグアテマラシティが眼下に見える素晴らしい場所に在ります。
オーナーのパブロさんは、この土地で生まれグアテマラシティで育ちました。
この土地は、祖父母が住んでいた土地で母より譲り受け、22年前(1989年)にコーヒー栽培を始める事を決め、グアテマラシティからこの地に戻ってきました。
2007年からは自分のウェットミル(生産処理場)を始め、生産処理の際にでる果皮や虫を使用した堆肥づくりを行っています。
農園では家族で住込み働く人達や、収穫の際には(ピッカーなど)、10時間程離れた村から農園に来て生産処理場の敷地内にある長屋で10家族(親と子どもが一緒に来て生活している)
、50人程が住込み共同生活を行います。彼らは農園での仕事が終わると、それぞれ自分たちの村へ戻るそうです。
2013年3月に訪問した時は、中米でさび病が猛威をふるっており、エル・プルテ農園も被害を受けておりました。
このエリアでしか食べられないというフルーツ、ピッターヤをごちそうになりました。
日本でいうところのスターフルーツのようなものかな?
これがとてもおいしかった!甘くてすっきり!
最後に、ゴー!ゴー!で販売している、エル・プルテをプレゼントしたら思いのほか喜んでいただいた!
もってきて良かった。こちらも嬉しくなりました!
まんなかの方は奥様。大変仲の良いご夫婦。
農園名: エル・プルテ/El Pulte
農園主:ファン・パブロ・サンサヘロ/Juan Pablo Sanzagero
県:グアテマラ/Guatemala
市/地区:フライハーネス市/Fraijanes パレンシア地区/Palencia
品種: 主にカトゥアイ、ブルボンも少量栽培
標高:平均1,800m
生産処理方法:フリィ・ウォッシュト/Fully Washed
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