スペシャルティコーヒー好きの方には、説明をするほどでもないと思いますが、缶コーヒーと味の違いが生まれるのはなぜなのかを説明します。

スペシャルティコーヒーとは？

日本では数パーセントしか流通していないコーヒーのことを言います。品質が高く、生産農家がわかるトレーサビリティが表示されている、欠点豆がほとんど見られないコーヒー豆のことで、コーヒーの美味しさを表す一つの指標になります。

定義については、実は明確にこれという設定をされているわけではありません。カッピングテストを行って判断している店舗もあれば、極端な話高かったからスペシャルティコーヒーと言っている店舗もあります。

当店の場合は、スペシャルティコーヒー豆を焙煎した後に、カッピングテストで合格点のものを提供しています。

缶コーヒーの場合

実は、缶コーヒーと言っても、実は、全てがコーヒーではなく、コーヒー飲料とコーヒー入り清涼飲料の３種類があります。

コーヒー：内容100gに対して、コーヒー生豆換算で5g以上のコーヒー豆から抽出したコーヒー成分が入っているもの。

コーヒー飲料：内容100gに対して、コーヒー生豆換算で2.5g以上5g未満のコーヒー豆から抽出したコーヒー成分が入っているもの。

コーヒー入り清涼飲料：内容100gに対して、コーヒー生豆換算で1g以上2.5g未満のコーヒー豆から抽出したコーヒー成分が入っているもの。

この３種類があります。単に缶コーヒーと言っても三種類あります。

それ以外にも、缶コーヒーは原価を抑える必要がありますので、安いコマーシャルコーヒーを原料に使っていることが多いです。

関連記事：スペシャルティコーヒー、プレミアムコーヒー、コマーシャルコーヒーの違いとは？

まとめ

原料も違い、成分も違いますので、缶コーヒーとスペシャルティコーヒーを比較することにはそもそも無理があります。

せっかくのコーヒータイム。少しでも上質なコーヒータイムを送りたいと思っている方には、ぜひコーヒー・ア・ゴー！ゴー！の信頼する生産者さんのコーヒーと美味しい淹れ方のコーヒーで味わっていただきたいです。

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