水出しコーヒー(コールドブリューコーヒー)が夏におすすめの理由

暑い季節になり、アイスコーヒーが飲みたい季節になりました。

市販のアイスコーヒーは、雑味が強く嫌な苦味がある場合が多く、アイスコーヒーは自分で作りたいと思っている人が多いのではないでしょうか?

もし、コーヒーが美味しいを飲みたいのであれば、今回の記事はみなさんのためになるかもしれません。

コールドブリューコーヒーって何?

スターバックスでも商品になっているのがコールドブリューコーヒーです。

コールドブリューコーヒーとは、水出しコーヒーのことです。通常のアイスコーヒーは、熱湯で抽出したコーヒーを氷などで冷やして飲みますが、コールドブリューコーヒーは、低温の冷水で時間をかけて抽出します。

コールドブリューコーヒーとアイスコーヒーの違い

アイスコーヒーの淹れ方に関しては、別途記事でご紹介しています。

参考アイスコーヒーの美味しい淹れ方

水出しの淹れ方は、実はコーヒーのみならずお茶の世界でも注目されています。その理由は、カフェインの抽出量を押さえることができるからです。

カフェインや苦味のある成分は、高い温度で抽出されやすく、低い温度では抽出されづらいです。アミノ酸などの成分は、低い温度でも抽出されやすいため、水出しと通常の淹れ方では、同じ茶葉やコーヒー豆でも含まれている成分の比率が異なってきます。

水出しにすることで、苦味や雑味が押さえられ、よりすっきりとした味わいのコーヒーになります。そして、カフェイン量も通常のコーヒーよりも少ないため、コーヒーを我慢しなければならない妊婦さんもそんなにがぶ飲みをしなければ安心して楽しめます。(通常のコーヒーの場合、コーヒーカップで3〜4杯までに抑えると良いとされています。)

コールドブリューコーヒーの美味しい淹れ方とは?

実は当店でも水出しコーヒーを作るのに、必要なコーヒーパックを販売しております。通常は、水出しコーヒー専用のポッドが必要になるのですが、この商品は、通常のポッド(麦茶などを作るものと一緒、100円均一ショップなどでも販売されているもの)で十分美味しく作れる商品になっています。また、当たり前ですが、スペシャルティコーヒーを使っています。

商品水出しコーヒー

水出しコーヒーの作成の手順は非常に簡単です。コーヒーパック1つにつき1Lの水出しコーヒーを作ることができます。パックを入れたポッドに水を注ぎ1Lに合わせます。この時に、コーヒーパックは、水に浸った状態にします。この時の水は、なんでもいいのですが、カルキの臭いなどきつい地域の水道水だと美味しく感じない可能性があります。そのため、市販されているミネラル水を用いるのがいいと思います。

その状態で、冷蔵庫に入れてください。低温で長時間漬け込むことで、コーヒー豆の旨味成分が時間をかけてゆっくりと染み出します。あまり短い時間の場合、十分に成分が染み出さない可能性がありますので、1日以上はそのまま冷蔵庫に入れておいてください。

余談:なんであんなに市販のアイスコーヒーは苦い場合があるの?

正直、アイスコーヒーのメーカーにもよりますし、美味しくないコーヒーを口にしない主義のためあくまで想像なのですが、基本的に市販で販売されているアイスコーヒーは、氷などを入れることが前提で作られているものが多いと思います。そのため、濃く作られています。当然、スペシャルティコーヒー豆など使えるわけがありませんので、雑味の強いコーヒー豆を使い、工業的に抽出します。

また、実は、コーヒー豆の品種が異なっている場合があります。美味しいコーヒーとして扱われていることが多いのが、アラビカ種になるのですが、工業的にブレンドコーヒー、缶コーヒーなどに使われるのがロブスタ種です。ロブスタ種は、酸味がほとんどなく、苦味が強い品種です。当然、アラビカ種と味わいが異なってきます。ストレートで飲むなどほぼありえません。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP