コーヒー通販でコーヒーの商品を検索するとたくさんの商品が売られています。
Amazonでも楽天でもそうです。
当たり前ですが、どのランクのコーヒーも自分で美味しくないなんて情報発信はしません。本当に美味しいのかは、実際に購入してみないとわかりませんし、普段飲んでいるコーヒーがどのランクかで、美味しいか美味しくないかは決まります。例えば、毎日缶コーヒーを飲んでいれば、通販で販売されているコーヒーはどれも美味しく感じるかもしれません。
安いコーヒーはなぜ安いのか?
なぜ、通販では高いコーヒーと安いコーヒーが売られているのか?
その根本的な理由でまず考えていきたいと思います。
安価なコーヒーが販売できる理由は、原材料費や生産性などで決定します。コーヒー豆の仕入れ価格が安ければ、価格も安くなりますし、コーヒーの加工をカッピングテストを実施せずに機械的に実施してしまえば、生産量をたくさん出すことができますので、その分価格が下がります。
安いコーヒー豆を使えば、価格はやすくなりますが、それでは味が他とは変わらなくなります。そこで、ブレンドを実施します。
ブレンドと言うと悪い印象しかありませんが、ブレンドには2通りあって、美味しさを調整するために実施するブレンドと価格を下げるためのブレンドがあります。
例えば、高級料亭で出てくるご飯や寿司のお米は、ブレンドされて味を調節されていることが多いです。そして、コストコなどで、コシヒカリブレンドが販売されていますが、これは、価格を調整するために実施されたもので、そりゃ、美味しさで比較するとコシヒカリに負けてしまいます。
この価格を下げるためのブレンドを実施することで、安いコーヒー豆しか使っていないコーヒーよりも美味しさやオリジナリティーを出すことが可能と言うことになります。
では、コーヒー通販で価格の安いものにおすすめはあるのか?
これが難しいところではあります。
【価格が安い、美味しい】
この両立って、かなり難しいことです。再三になりますが、寿司はスシローなどが美味しいよと言う人もいれば、すきやばし次郎じゃないと嫌だと言う人もいます。
どこにあわせるのかでおすすめするものが異なります。ここでは一般的なコーヒーに慣れている方向けにしたいと思います。
スペシャルティーコーヒーに慣れのない人であれば、ほとんどのコーヒー専門店のコーヒーは美味しく感じる人が多いと思います。
ネットでも様々な格安コーヒー店の商品レビューがありますが、極端に悪い評価を受けているところは少ないようです。
ただし、価格で訴求をするのであれば、通販からお取り寄せの選択肢でなくてもいいのではないかと思っております。
何故ならば、コーヒー専門店は、昔に比べるとだいぶ身近な存在になっているからです。たとえば、全国のショッピングモールに行けば、どこかしらコーヒー専門店が入っています。そして、スターバックスコーヒーでもコーヒー豆自体は販売されているため、比較的手に入りやすく、普段飲んでいるコーヒーよりも品質が高いコーヒーなら近所でも購入可能になっているからです。
そこで通販の制約でおすすめするコーヒーとしては、スペシャルティコーヒーのブレンドを紹介したいと思います。
スペシャルティコーヒーのブレンドは、ちょっと高めの価格になりますが、購入しやすい価格で提供されていて、普段飲むのに適した香味に調整されています。
例えば、当店で言えば、ゴー!ゴー!カフェです。200gが1,000円です。1杯のコーヒーの使用量を10gとすると、20杯分になります。つまり、1杯の価格は50円になります。
ゴー!ゴー!カフェ 200g 1,000円(税別) 中煎り
だいたい、価格で言えば、1,000円〜1,200円/200gが一般的になります。
コーヒーの品質が明らかに高いので、普段飲んでいるコーヒーよりも美味しくなります。
当然ですが、1キロ1,000円で販売されているようなコーヒー豆に比べると割高に感じますが、前述の通り、美味しく安いコーヒー豆は、価格を下げるためのブレンドを実施しています。
本来の味で比べたいのであれば、ランクが別のコーヒー同士をブレンドしたコーヒーはおすすめしません。
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