美味しいコーヒーの判断基準とは?

「美味しいコーヒーが飲みたい。」と思うのは誰もが思うことですが、そもそも美味しいとは、主観的なものです。

コーヒーを愛する人でも、どの程度が美味しいと判断するのかは、人それぞれです。コンビニのコーヒーで満足する人もいらっしゃえば、スペシャルティコーヒーではないとコーヒーを飲むことができないという人もいらっしゃいます。

  • 果実の酸味が強い浅煎りと、苦味やコクが強い深煎りのコーヒーで好みが分かれる。
  • コーヒー豆の産地でも好みが分かれる。
  • コーヒー豆のブレンド方法でも好みが分かれる。

「何が美味しいですか?」

この質問に対して、”美味しいコーヒー”を判定する上で、評価する基準を説明します。

「美味しい」は、飲んでみないと判断できない。

まず、「美味しいコーヒーの見分け方」などのブログ記事は無数に存在しますが、食べ物は食べてみないとわからないという事実です。自分の舌に合うかどうかは、自分の舌しかわかりません。

自分の舌に合うコーヒーがどれなのかを知るためには、さまざまなパターンのコーヒーを試します。

  • 豆の煎り方で判断する。(浅煎り、中煎り、深煎り)
  • (シングルオリジンの場合は)豆の生産地で判断する。
  • (店ごとの)ブレンドで比較する。

ご自宅でコーヒーを楽しむ場合は、普段飲んでいるコーヒーの淹れ方で比較するというのも重要です。コーヒーの淹れ方を変えてしまえば、香味に差が出てしまいます。

お店で比較する場合は、本来のコーヒーオイルをそのまま楽しむことができるフレンチプレスがおすすめです。

美味しいコーヒー豆を選択する場合は?

美味しいコーヒーを飲むためには、コーヒー豆のランクを上げることが挙げられます。
美味しいコーヒー豆の選択基準は、客観的な評価がされている可能性が高いスペシャルティーコーヒーであることしかありません。

コーヒー豆の品質をピラミッド化したコーヒーピラミッド

ストーリーでブランディングされたジャコウネコのうんこと知られるコピ・ルアクや象のうんこで知られるブラック・アイボリーなどは、動物の糞系のコーヒーは、その希少性から大変高価です。高すぎて、普段楽しむコーヒーとしては不向きでしょうし、前述の通り、このコーヒーが美味しいかは、それぞれの人の主観によります。

ショッピングモールなどにあるコーヒー店では、スペシャルティーコーヒーが大変高価な位置づけをされていますが、スペシャルティーコーヒー専門店であれば、仕入れの量がそもそも違いますので、比較的お安く手に入れることができます。

種類 おめざdeコーヒー 陽だまりカフェ ブルーマウンテン
(大手小売店)
キリマンジャロ
(大手小売店)
 分類 スペシャルティーコーヒー スペシャルティーコーヒー プレミアムコーヒー  プレミアムコーヒー
200g価格(税抜) 900円 1,100円 1,480円 665円

当店の場合は、プレミアムコーヒーのブルーマウンテンとキリマンジェロのちょうど中間の価格帯で、スペシャルティコーヒーのブレンド商品を提供しております。

高いコーヒー豆ほど美味しいのか?

また、コーヒーを選定する上で、少なからず価格が影響すると思われがちですが、これも必ずしもそうだとは言えません。COE国際審査委員から客観的な評価を得たカップオブエクセレンスを除くと、コーヒーの価格には、生産地のブランド、希少性、そして販売方法も少なからず影響するからです。

淹れ方によるコーヒーの香味の違い

一般的には、淹れ方で味が異なるペーパードリップと味が変わらないフレンチプレスがあります。

淹れ方次第で、好みの味ができますが、間違えると雑味が強く出てしまうのがペーパードリップです。
また、コーヒーのオイルがペーパーフィルターに吸収されてしまいますので、せっかくコーヒー豆にこだわっているのに豆本来の味が楽しめない欠点もあります。

そこで、フレンチプレスがおすすめなのですが、「なんとなく大変そう」と思っている方も多いようです。ペーパードリップの場合は、コーヒーを飲み終えたら、ドリッパーからペーパーフィルターを外して捨てるだけですが、フレンチプレスは水洗いが必要だからです。

良し悪しがお互いありますが、そこはそれぞれのコーヒーのお楽しみ方に合わせていただければと思います。

定番のブレンドで味を比較してみる。

しっかり、味を比較してみたいということであれば、それぞれのお店の定番のブレンドを飲んでみて、香味を比較するのがおすすめです。定番のブレンドは、焙煎度合やコーヒー豆の配合も、そのお店の看板商品になるべくして作られたものです。

定番のコーヒーを飲んでみて、お店との相性を図ることをおすすめします。

まとめ

美味しいコーヒー探しは、誰がなんと言おうと、美味しいの基準は、人それぞれですので、自分で飲んでみないとわかりません。また、その美味しさを見極めるのも、コーヒーの楽しみ方の一つなのではないかと思います。

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