コーヒー豆にこだわるのであれば、コスパの良いものを選択したいと思っている人は多いはずです。
どのようなコーヒーがコスパが良いのか?
今回は、コーヒー豆を購入する際のコスパについて考えて見たいと思います。
まず、コーヒーのコスパとは?
コスパとは、文字通りコストパフォーマンスのことで、手頃な価格でより満足の行くものを購入することをさします。
満足が行くものの定義は人それぞれです。
缶コーヒーで満足している人もいれば、インスタントコーヒーで満足する人もいるからです。
そのため、コスパの良いコーヒーの定義は人それぞれになります。
スペシャルティコーヒーを飲み慣れている人にとっては、それ以下のコーヒーは、コスパが良いとは言えないことになります。
どのくらいの品質のコーヒー豆なのかを定義する。
コーヒーには、品質のピラミッドがあります。
分け方は、もっと詳しいものがありますが、上からスペシャルティコーヒー、プレミアムコーヒー、コマーシャルコーヒーです。
まず、どのクラスのコーヒー豆であれば、満足のいくコーヒーなのかを知ることが必要になります。
スペシャルティコーヒー:生産農場が特定できるトレーサビリティーがあり、コーヒーのカッピングテストで評価が高かったもの。(お米に例えると、金賞〇〇農場産コシヒカリ)
プレミアムコーヒー:ハワイコナやブルーハワイなど生産地にブランドがあるもの。(お米に例えると、魚沼産コシヒカリ)
コマーシャルコーヒー:地域単位で集荷された先物取引で取引されるコーヒー(お米に例えると、ブランド化されていない地域産お米)
上記くらいの差があります。
そして、カップオブエクセレンスは、その年の国のトップクラスです。カップオブエクセレンスになると、価格が高いので、コスパが良いとは言えません。
どこから購入するのか?
次にそのクラスのコーヒーをどこから購入すればお安く手に入るのかを調べます。
ただし、ここで注意が必要なことを一点申し上げます。スペシャルティコーヒーなどの等級は、輸入の際に検査官がいて、客観的に判断したものではありません。それぞれの商社ごとにどこからがスペシャルティコーヒーなのかという客観的な基準がないため、とあるところではスペシャルティコーヒーなのに、とあるところではそうではないコーヒーが存在することになります。
そのため、スペシャルティコーヒーを購入する場合は、スペシャルティコーヒー専門店を謳っている珈琲店がおすすめです。できれば、商社が間に入って、評価が分かれるコーヒーの購入機会がないダイレクトトレードを採用しているコーヒー店からの購入がなお良いでしょう。
その中でもコーヒーを提供するのには、様々なコストがかかります。例えば、パッケージをこだわれば、その分だけコストがかかります。
当然、コストをできる限り押さえ込んだ店舗の方が、コーヒーを安く提供することができます。
カプセルタイプはコスパが良い?
最近では、カプセルタイプのコーヒーを楽しむ人も増加しています。
カプセルタイプとは、専用のコーヒーのマシーンを使い、様々なバリエーションのコーヒーメニューを楽しむもので、メリットは簡単であり、カプセル次第で様々なコーヒーを楽しむことができます。
カプセルタイプのものは、基本的にマシーン代なども含まれているため、割高な料金になります。例えば、980円で8杯分のカプセルが販売されていますが、これは、1杯122円ほどになります。当店のゴー!ゴー!カフェは、1,000円で200gですので、1杯50円ほどの計算になります。
もちろん、価格が高い方が上質であるのかという比較は、ここでは適用されませんので、手軽さを手に入れる代わり、コスパは悪くなりがちなのがカプセルタイプのコーヒーになります。
まとめ
コーヒー通販でコスパの良い商品が紹介されていますが、結局どの商品がコスパが良いかは、勧める人間が決めるものではなく、その人がどのようなコーヒーを飲んでいたかによります。
コスパの良いコーヒーの選択は、以下がポイントになります。
- コーヒーのクラスを決める。
- そのコーヒーの信頼のおける店舗の候補を決める。
- できるだけ包装など経費がかかっていないところを選ぶ。
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