「コーヒーが冷めないうちに」冷めると美味しくないコーヒーの特徴とは?

「コーヒーが冷めないうちに」という映画が話題になっていますね。有村架純さんが主演の映画で、こんなかわいいカフェの店員がいるのであれば、密かに話題になってその店舗は繁盛店になっていますよね。

この映画は、とあるルールを守ることで、戻りたい過去に戻れるというものです。そのルールは実に難解なルールです。

1. 過去に戻って、どんな事をしても、現実は変わらない

2. 過去に戻っても、喫茶店を出る事はできない。

3. 過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。
コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。

4. 過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ。

5. 過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない人には会う事ができない。

映画コーヒーが冷めないうちにより抜粋

つまり、コーヒーが冷める前までに飲み干さないといけないルールなわけですが、当然過去に戻りたい人ばかりがその噂を聞いて訪れているわけですので、冷めるまで飲み干したくないお客様であふれてしまいますよね。

よくコーヒーは冷めるとまずいと言われていますが、このルールが適用されるカフェは、実はあんまり良質なコーヒー豆を使っていないことになります。良質なコーヒー豆であれば、冷めても実は味が悪くなるということはありません。

コーヒーが冷めるとまずくなるのはなぜか?

この答えは実は明確です。コーヒーの品質が悪かったからです。

温度が熱々であったり、キンキンに冷めていると、人の味覚は正常通りに味を認知しないとされています。

そのため、熱々のコーヒーは飲めたのに、人肌くらいに冷めてしまったコーヒーは飲めなくなるということは、本来飲めないと思っているものを熱々にして飲んでいるだけであったりします。

アイスコーヒーも同様です。アイスコーヒーは、ホットコーヒーと違って、苦味の強い深煎りコーヒーをベースにしていますし、キンキンに冷えた状態でも苦味が強いことがわかります。冷めると飲めないくらいの味に感じるのは、本来の味が人肌程度のものだからです。

なぜ、コーヒーが冷めるとまずいとされているのか?

コーヒーが冷めるとまずいとされているのは、品質が悪いコーヒー豆が主に流通していて、それに慣れている人が多いからです。

比較的、コーヒーが冷めると美味しくないという人は高めの年代であったりします。これは、現在のスペシャルティコーヒーブームのようなコーヒーに品質を求めていない時代の世代であるせいだといわれています。

品質の良いコーヒーは冷めても美味しい。

品質の良いコーヒーは冷めても美味しい・・・はずです。

これに関しては、食味の問題ですので、ぬるいコーヒーがそもそも苦手の人にとっては、美味しさがわからないでしょうし、好みの問題でもあります。ですが、品質の良いコーヒーは冷めても美味しいことと言えるはずです。

冷めても美味しいコーヒーをぜひご賞味を!と言いたいところなのですが、人肌まで冷まして飲むことを前提にコーヒー豆を購入するわけではないと思っています。どちらかと言うと、熱くしたり、冷やしたりしないと飲めないようなコーヒーではなく、そもそもの味が美味しいコーヒーを飲んで欲しいという気持ちではありますね。

コーヒーが冷めないうちに、、、冷めても飲めるコーヒーが本当は美味しい。

こういった結論になります。

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