スペシャルティコーヒーとそれ以外のコーヒーの見分け方

スペシャルティコーヒーとそれ以外のコーヒーとの見分け方について知りたいという方も中にはいるかと思います。

コーヒーの品質をこだわる人が増加した影響で、いろんなところでコーヒー豆を購入することができるようになりました。ただし、コーヒー豆で販売されている=スペシャルティコーヒーというわけでは当然ありません。

今回は、スペシャルティコーヒー豆の見分け方についてお話したいと思います。

スペシャルティコーヒー専門店から購入する。

当たり前ではありますが、専門店と言っているのにそれ以外のコーヒー豆を取り扱っていてはびっくりしてしまいます。

ただし、スペシャルティコーヒーが美味しくないと感じた方の為の3つの改善点でも言及しているように、スペシャルティコーヒー専門店でも、購入している商社によっては、高いから、特定の農園の商品だからといって、スペシャルティコーヒーとして販売している可能性があり、なんとも言えない場合があります。

当店のようにダイレクトトレードを採用しているコーヒー豆卸売りのお店は、カップリングによるテストを行っているため、安定した品質のスペシャルティコーヒーをお届けすることが可能になります。当然、当店と契約しているカフェは、当店のコーヒー豆がスペシャルティーコーヒーと認識してコーヒーを購入しています。万が一、その他のクラスのコーヒー豆が混じっていれば、お客様がいなくなってしまいます。

名前から読み取る。

スペシャルティコーヒーの条件に、特定の農園を割り出すことができるという条件があります。これは、俗に言われるトレーサビリティーです。

ストレートコーヒーに限られますが、スペシャルティコーヒーの名前には、農園名が付いていることが基本になります。

例)コロンビア・ラ・ぺドレゴサ(コロンビアのペドレゴザ農園)

それに対して、国や地域でまとめられ先物取引されるコマーシャルコーヒーや特定の地域名でブランディングされているプレミアムコーヒーは、トレーサビリティがなされているわけではないので、コーヒー豆の名前にコーヒー農園の名前がつくことはありません。

価格から読み取る。

仕入れ方法にもよりますので、価格で100%言い当てることは難しいですが、スペシャルティコーヒーは、希少です。そのため、需要と供給の関係で、価格がその他の豆と同じになるはずもありません。当店もできる限り、お手軽な価格でご提供することを心がけていますが、運送費、原材料費、製造コストが上がっており、昨日通販による配送の条件を変更させていただきました。

スペシャルティコーヒーと言っているのに、他のコーヒー並の価格であれば、ちょっと疑わしいかもしれません。

まとめ

今回は、通常のコーヒー豆とスペシャルティコーヒー豆の見分け方についてお話をしました。

最終的な結論は、「スペシャルティコーヒーは当店で!」になってしまうのですが、そういった強引な意見抜きに、本物のスペシャルコーヒーの美味しさを知ってほしいと思う願いも強いですね。

実際、同じスペシャルティコーヒー豆でも、その豆本来の香味の引き出し方は、実はロースターごとに違っています。当店の味もぜひ知っていただきたいですね。

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